1.概要
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「Buddyはじめに」を最初にお読みください。
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Buddyは、主に社内業務向けのWebアプリケーションを、開発・運用するシステムです。Buddy自体も、Buddyで開発されたアプリケーションも、Webブラウザ上で動作します。
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Buddyサーバーには、運用管理機能、開発機能、アプリ実行機能がひとつにパッケージされています。本文書ではアプリユーザーのためにアプリ実行機能について解説します。
2.BuddyとWebアプリケーション
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Webアプリケーションは、Webブラウザ上で動作するアプリケーションです。
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Webアプリケーションは、それを提供するWebサーバー(Buddyサーバー)と適宜通信しながら連携して動作します。したがって、Buddyサーバーと通信できる環境でないと利用できません。
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将来、Webブラウザ内にアプリケーションやデータを保存して、サーバーと通信できない環境でも使えるアプリを開発できるようにする予定ですが、現在はサーバーと通信できないとBuddy自体も開発されたアプリも利用できません。
3.URLとログイン情報
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Buddyのアドレス(URL)は管理者から通知されます。
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ユーザーIDとパスワードによるログインが必要です。ユーザーIDとパスワードは管理者から通知されます。
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Buddyの各アプリはそれぞれ固有のURLを持ちます。Buddyのトップページのアプリ一覧からアプリを開き、お気に入りに入れておけば、直接アプリを開くことができます。
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原則としてユーザーIDとパスワードは全アプリで共通で、シングルサインオン(一度どれかのアプリでログインしていると他のアプリはログイン不要)となります。ただし、アプリによっては全体のユーザー管理と切り離した独自のユーザー管理をおこなうことが可能で、その場合はそのアプリ専用のユーザーIDとパスワードでログインする必要があります。
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ユーザーIDやパスワードがわからなくなったときは、ログイン画面で「パスワードを忘れた場合やパスワードの期限が切れた場合等はこちら」の部分をクリックして、ユーザーIDまたはメールアドレスを入力してください。登録されているメールアドレスへ仮パスワードが送信されます。もしメールアドレスが登録されていない場合はこの方法がとれないので、管理者に連絡してください。
4.ブラウザ
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Buddyおよび各アプリは、パソコンでは次のブラウザで動作します。
Firefox
Chrome
Edge -
各アプリはスマホやタブレットでも動作しますが、ブラウザによって一部動かない部分がある場合があります。
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不具合報告やご意見等をいただく際は、ブラウザとそのバージョンを書き添えていただくようお願いします。
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Buddyで出力したPDFは、Chrome 内蔵のPDFビューアーでは正しく表示できない場合があります。内蔵のPDFビューアーを無効にするには、Chrome の右上にある、点が三つ縦に並んだアイコンをクリックして設定画面を開きます。画面下部の「詳細設定」をクリックして詳細設定を開きます。その中の「サイトの設定」をクリックします。下のほうにある「PDFドキュメント」をクリックし、「PDF ファイルを Chrome で自動的に開く代わりにダウンロードする」をオンにします。
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以前はInternet Explorer 11(IE11)も対象でしたが、マイクロソフト社がInternet Explorerのサポートを2022/6/16で停止したことにともない、Buddyでも対象外となりました。
すでにIE11で稼働しているアプリが動作しなくなることはありませんが、今後BuddyのIE11での不具合が見つかってもサポートされませんので、ご注意ください。
5.トップページ(アプリ画面)
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上の画像はログイン後のアプリ画面の例で、アプリ一覧が表示されています。アプリをクリックすると、別ウィンドウでそのアプリが起動します。
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Buddyの画面は、大きく分けて上部のヘッダ、左側のマニュアル、中央のコンテンツ(アプリ画面ではアプリ一覧)、右側のお知らせ、からなります。
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画面左側のマニュアルは、それぞれのアイコンをクリックすれば別ウィンドウでそのマニュアルが開きます。
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画面右側のお知らせは、管理者からのお知らせやアプリからのメッセージで、未読のものがあるときに表示されます。クリックすると内容を見ることができます。
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ヘッダの左端には次の画面選択アイコンがあります。現在選択されている画面のアイコンは色つきで表示されます。
- (アプリ)
- アプリ画面に切り替えます。その左のBuddyのロゴをクリックしても同じようにアプリ画面に切り替えます。ログイン後はアプリ画面になります。
アプリ画面ではアプリの一覧から選択してアプリを起動します。 - (運用管理)
- 運用管理画面に切り替えます。
運用管理画面では、ユーザー管理、アプリ画面へのアプリ表示の調整、アプリの一時停止、ログの閲覧などを行います。ただし、運用管理機能を使用するには運用管理権限が必要です。 - (開発)
- 開発画面に切り替えます。
開発画面ではアプリの開発を行います。ただし、開発機能を使用するには開発権限が必要です。
- ヘッダの右端には、バージョン番号表示とともに、三つのアイコンがあります。
- (ユーザー)
- マウスカーソルを合わせると、現在ログイン中のユーザー名が表示されます。クリックすると「ユーザー設定」画面が開きます。(後述)
- (Buddy1へ)
- クリックすると画面をBuddy1に切り替えます。
- (マニュアル)
- クリックするとマニュアルと問い合わせの画面が開きます。
5.1.アプリ一覧
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アプリ一覧には、アプリ数が多くなった時にも目的のアプリを見つけられるようにいくつかの機能が用意されています。
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一覧ページの切替:一覧部分の下部に次のような表示があれば、例えば は3ページある内の2ページ目を表示していることを示し、○をクリックすればページを切り替えられます。また、 や をクリックしてページを切り替えることもできます。
- グループ分けとタブ:運用管理者はアプリをグループ分けして表示するように設定できます。グループ分けがされると、アプリはグループ毎のページにまとめられます。また、運用管理者はグループをタブで選択できる表示方法を設定することができます。
例えば次の画面例では、「(グループなし)」(グループに属さないアプリ)、「開発部」グループ、「お気に入り」グループの三つをタブで切り替えられます。
「お気に入り」は後述のお気に入り機能を使った場合に自動的に作られる特殊なグループです。
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お気に入り:運用管理者はお気に入り機能を使用するように設定できます。お気に入り機能を使うと、各アプリの右上に★マークが表示され、クリックするとお気に入りに入って★マークが色つきに変わります。もう一度★マークをクリックするとお気に入りから外れます。
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絞り込み検索:運用管理者は絞り込み検索機能を使用するように設定できます。絞り込み検索機能を使うと、アプリ一覧の上部に次のような検索窓が表示されます。ここに入力すると、アプリ名にその文字列を含むアプリだけに絞られます。
- 詳細リスト表示:通常のアプリ一覧はアイコンとアプリ名によるタイル表示ですが、運用管理者はこれを次のような詳細リスト表示に変更できます。
詳細リスト表示では「名前」「表示名」などの項目名部分をクリックすることで、表示順序をその項目内容での昇順、降順に切り替えることができます。
「開く」ボタンをクリックすると、そのアプリが別タブで起動します。
5.2.ユーザー設定
- ヘッダの右端には「2.0.0」などとBuddyのバージョンが表示されるほか、ユーザーアイコン があります。ユーザーアイコンをクリックすると次の「ユーザー設定」ダイアログが開きます。
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「管理者からのお知らせ」をクリックすると、既読のものも含めて管理者からのお知らせを一覧表示します。一覧からタイトルをクリックすると内容を見ることができます。
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「アプリからのメッセージ」をクリックすると、既読のものも含めてアプリからのメッセージを一覧表示します。一覧からタイトルをクリックすると内容を見ることができます。
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「パスワード変更」をクリックすると、自分のパスワードを変更することができます。
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「ログアウト」をクリックすると、ログアウトし、ログインし直すことができます。別のユーザーに切り替えたい時に使用します。
6.各アプリ
- 各アプリを実行した時の画面は、例えば次のようになります。
- 上部ヘッダの右側のアイコンの意味は次の通りです。
- (通知)
- 管理者からのお知らせとアプリからのメッセージを表示します。アイコンに小さく数字が表示されているのは未読数です。
- (設定)
- 自分のパスワードを変更できます。
- (マニュアル)
- そのアプリのマニュアルを開きます。
- (ログアウト)
- ログアウトします。
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アプリによっては、ヘッダが表示されないように作られている場合もあります。
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アプリの画面は、当然それぞれのアプリ毎に異なります。各アプリの使い方については、マニュアルを参照するほか、アプリの開発者に問い合わせてください。